豊田 こんにちは、豊田です。
今回は、Instagramの広告でよく見かけるサルバトーレという中古ブランド物販のスクールを調べてみました。
「在庫リスクを抑えた物販」「スマホ1台から、未経験でも始められる」と、ブランド品の物販でうたっています。
私も気になって、実際に無料動画に登録したり、運営元まで確認してみました。
先に、調べて分かったことをお伝えします。
料金も、特定商取引法の表記も、運営会社も広告から一切見えないまま大きな数字だけをうたっていて、今の段階での登録は危険だと判断しました。
頭ごなしに決めつけたいわけではありません。
私自身も会社員のころ、手軽そうな副業の話に気持ちが動いたことがあるので、気になる気持ちはよく分かります。
そう判断した理由を、一つずつ見ていきます。
副業のことで迷っているなら、ひとりで抱え込まずに気軽に聞いてくださいね。
サルバトーレの中古ブランド物販で分かったこと

サルバトーレは、詐欺と言い切れる材料はありませんが、いまの段階で登録するのはおすすめできない副業だと判断しました。
理由はシンプルです。
「最短3ヶ月で月収30万」とうたいながら、そこにいくらかかるのかも、誰が運営しているのかも広告のどこにも書かれていないからです。
豊田 夢のある数字の裏で、肝心の費用と運営元が見えないのは気になりますよね。
私のLINEにも「Instagramの広告から無料動画に登録したけれど、この先いくらかかるのか不安になった」という相談が届いています。
実際に私も広告を最後まで読んでみましたが、料金についての説明は一度も出てきませんでした。
このあと、仕組みや実績、料金、運営元のことも順番に見ていきます。
「この副業、登録して大丈夫かな」と迷っている方は、お金を払う前に一度相談してください。
サルバトーレとは|買取店が運営する中古ブランド物販の副業

サルバトーレは、ブランド品を中古で仕入れて、メルカリなどのフリマアプリで売る物販のスクールだと説明されています。
ふつうの物販なら、何が売れるかを調べて仕入れて、写真を撮って出品する作業を全部自分でやります。
このスクールは、その商品選びや仕入れ先探しをまるごと任せられるのが売りだと書かれていました。

広告では「副業を始めたいけど何からやればいいかわからない」「物販は在庫が怖い」といった悩みに、ぜんぶ答えられますと語りかけてきます。
豊田 始め方が分からない人の背中を押す言葉が、うまく並んでいますよね。
物販そのものは、まっとうなビジネスです。
中古ブランド品を安く仕入れて高く売る、というやり方も、うまくやっている人は実際にいます。
だから私は、この稼ぎ方自体を否定するつもりはありません。
ただ、ここで一つ引っかかったことがあります。
「未経験でもスマホ1台で」と言いながら、その手法をどこで、いくらで教わるのかが最後まで出てこないのです。
「在庫を抱えなくていい」という仕組みは本当に安心か

サルバトーレの一番の売りは、この一文です。
「売れ残っても、私たちの買取店が買い取ります」と書かれていました。
続けて「だから在庫を抱える心配がいりません」とも書かれています。
豊田 在庫を持たなくていい、と聞くと物販の一番怖いところが消える気がしますよね。
たしかに、仕入れた商品が売れ残っても買い取ってもらえるなら、心強い仕組みに見えます。
ただ、ここで冷静に考えたいことがあります。
いくらで買い取ってもらえるのかが、広告のどこにも書かれていないのです。
仕入れた値段より安くしか買い取ってもらえないなら、売れ残るほど手元のお金は減っていきます。
買い取りの値段しだいでは、リスクが消えるどころか、そのまま損になる可能性もあります。
私のLINEにも「在庫を買い取ってもらえると聞いて安心していたら、条件が思っていたのと違った」という相談が、似たような物販で届いています。
安心という言葉の中身が数字で示されていないと、あとで「こんなはずじゃなかった」となりやすいところです。
サルバトーレのスクール生の実績と声は再現できるのか

広告には、スクール生が売ったという商品がずらりと並んでいます。
ルイヴィトンのバッグで粗利3万7000円、プラダで1万2100円、といった数字が具体的に出ていました。
数字そのものは細かく、こうした取引が実際にあったこと自体は否定しません。

ただ、広告の下のほうには「表示は個人の実績であり、成果を保証するものではありません」としっかり書いてありました。
豊田 大きな数字のすぐ下に、小さく保証しないと書いてあるのは見落としがちですよね。
さらに「仕入れ価格・販売手数料をもとにした金額で、送料や梱包費は含みません」とも注記されています。
つまり、実際に手元に残る利益は、書かれている粗利より少なくなるということです。

実績者の声としては、「売上158万円・利益53万円」「売上483万円・利益182万円」といった体験談が顔写真つきで載っています。

豊田 うまくいった人の声だけが並んでいると、自分もできそうな気になりますよね。
私のLINEにも「広告の実績を見て物販を始めたけれど、思ったほど売れずに仕入れたお金が残ってしまった」という相談が届いています。
うまくいった人の声は載っていても、うまくいかなかった人の声は広告には出てこない、というのはどんな副業でも同じです。
数字の華やかさだけで判断せず、自分が同じ結果を出せるのかを冷静に考えてほしいと思います。
無料動画からLINE・個別相談に進むとどうなるのか

広告のボタンを押すと、「無料動画を受け取る」からLINEの友だち追加に進む流れになっていました。
私も実際にLINEに登録して、その先を確認してみました。
登録すると無料動画の案内が届き、そこから「個別相談」へと話が進んでいく仕組みです。
その個別相談に参加した人限定で、「儲かる商品リスト1500選」「極秘オンライン卸ルート5選」などの豪華5大特典がもらえる、と案内されていました。
豊田 無料の特典がここまで並ぶと、まず話だけでも聞いてみようかなと思ってしまいますよね。
無料で話を聞けること自体は、悪いことではありません。
ただ、無料の入り口の先にある個別相談で、有料のスクールを案内される流れになると見られます。
私のLINEにも「無料のつもりで個別相談に進んだら、有料のコースをすすめられて戸惑った」という声が、似た物販スクールで届いています。
その有料のスクールがいくらなのかは、この段階では一切示されていませんでした。
サルバトーレの気になる料金は?費用が広告のどこにもない

ここが、いちばん知っておいてほしいところです。
入り口の動画や個別相談は無料ですが、その先に有料のスクールがあると見られます。
では、それはいくらなのか。
広告にも、公式サイトにも、金額はどこにも書かれていませんでした。
豊田 申し込む前に値段が分からない買い物は、やっぱり不安になりますよね。
物販スクールの費用は、世の中を見ると数十万円から、高いところでは90万円を超える例もあります。
お金をかけて学ぶこと自体は、悪いことではありません。
提供される中身がしっかりしていれば、それは正当な投資です。
問題は、何にいくら払うのかが分からないまま、月収30万円や年商1.2億円という数字だけが先に示されていることです。
しかもこの物販は、スクールの費用とは別にブランド品を仕入れるお金も必要になるはずです。
「最短3ヶ月で月収30万」とうたわれても、スクール代も仕入れ資金も分からなければ、いつ元が取れるのかを計算することすらできません。
「費用を聞く前に登録していいのか迷っている」という方も、契約する前に私に聞いてください。
サルバトーレの口コミ・評判は本当にあるのか

実際に取り組んだ人の声、気になりますよね。
「サルバトーレ 物販 怪しい」といった言葉で検索する人が多いようで、検索窓にもそうした候補が出てきます。
それだけ不安に思っている人がいる、ということだと思います。
ネットを調べてみると、サルバトーレそのものを受講した人の口コミは、まだほとんど見つかりませんでした。
豊田 始まったばかりのスクールなのか、生の声が少ないのも気になる点です。
その代わりに、同じような中古ブランド物販のスクールで不安を感じたという相談は、私のLINEにいくつも届いています。
ブランド品の物販が在庫の心配なくできると聞いて個別相談に進んだのですが、そこで高いスクール代を案内されて、その場では断りきれませんでした。
LINE相談者さんより
買い取ってもらえるから安心と言われて仕入れたのに、いざ売れ残ると思ったより安い値段でしか引き取ってもらえませんでした。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
うまくいったという確かな声より、「思っていたのと違った」という不安の声のほうが集まっているのが実態でした。
運営会社と特商法は?林涼一郎とサルバトーレを調査

運営元についても調べてみました。
広告では、代表として林涼一郎さんという方が紹介されています。
「23歳で年商1.2億円」「直近は単月5400万円の売上」と、かなり大きな数字がプロフィールに並んでいました。
豊田 経歴の数字は立派ですが、それを裏づける会社の情報が見当たらないのが気になりました。
念のため、私も自分で確かめてみました。
ふつう、お金をとってサービスを提供する広告には、特定商取引法(ネット販売のルール)の表記が必要です。
そこには会社名や住所、責任者、そして料金や返金の条件を書くよう、特定商取引法 第11条で求められています。
ところが、広告を最初から最後まで確認しても、それが見当たりません。
特定商取引法の表記も、運営会社の名前も、返金の条件もどこにもありませんでした。
「サルバトーレ」という同じ名前の会社を国税庁の法人番号公表サイトで調べると、東京都目黒区に株式会社SALVATOREという会社は実在しました。
ただ、その会社の事業は住宅設備の交換やリフォームで、中古ブランドの物販スクールとは中身が一致しません。
つまり、名前は同じでも、このスクールを運営している会社だとは確認できませんでした。
さらに、中古のブランド品を売り買いする商売には、本来古物商の許可が必要ですが、その許可番号も広告には書かれていませんでした。

国民生活センターも、「簡単に稼げる」とうたう副業や情報商材で、あとから高額な費用を求められるトラブルに注意するよう呼びかけています。
サルバトーレが名指しで注意されているわけではありません。
そこは事実として、はっきりお伝えしておきます。
それでも、誰が運営し、いくらかかるのかも分からない副業に、先にお金を払うのは危険だというのが私の考えです。
サルバトーレの中古ブランド物販は登録前に確認を|まとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「在庫を抱えなくていい」「スマホ1台で、未経験から月収30万」という言葉は、毎日忙しく働いている人ほど、心に響くものです。
今回のサルバトーレについて、気になった点を整理します。
- 最短3ヶ月で月収30万とうたうが料金が広告にない
- 広告に特定商取引法の表記が見当たらない
- 運営会社を確認できない
- 中古ブランド物販なのに古物商の許可番号がない
- 買い取り価格が示されず在庫の安心が数字で見えない
物販という稼ぎ方そのものは、まっとうなビジネスです。
でも、誰が運営し、いくらかかるのかも分からないまま個別相談に進むのは、いったん立ち止まってほしいというのが私の結論です。
同じように、何で稼ぐのかも料金も見えないまま大きな数字をうたう物販は、ほかにもあります。
以前調べた丸投げ物販という副業も、全部おまかせをうたいながら中身と価格がはっきりしない、よく似た作りでした。
だからといって、「興味を持ったあなたが悪い」と言うつもりは一切ありません。
うまそうな広告に心が動くのは、当たり前のことだからです。
「もう無料動画に登録してしまった」「個別相談をすすめられて迷っている」という方も、一人で抱え込まないでください。
契約してから後悔するより、決める前に話したほうが、ずっと安心です。
このサルバトーレのことはもちろん、ほかの副業やお金の不安も、なんでも気軽に聞いてくださいね。
「自分に合った副業はどれなのか」という相談にも、もちろん乗ります。
焦って決める必要は、まったくありません。
一緒に、いちばん納得できる形を考えていきましょう。
豊田 一人で抱え込まず、気になることがあればいつでも聞いてくださいね。
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