豊田 こんにちは、豊田です。
今回は、Instagramの広告でよく見かける丸投げ物販という副業を調べてみました。
「商品リサーチ×撮影×保管×発送、ぜ〜んぶ丸ごとおまかせ」と、ブランド古着の物販でうたっています。
私も気になって、実際に無料動画に登録したり、運営会社まで確認してみました。
先に、調べて分かったことをお伝えします。
運営会社は実在しますが、いくらかかるのかが広告からも特商法からも見えないまま大きな数字をうたう、契約前に中身を確かめてほしい副業だと判断しました。
頭ごなしに決めつけたいわけではありません。
私自身も会社員のころ、手軽そうな副業の話に気持ちが動いたことがあるので、気になる気持ちはよく分かります。
そう判断した理由を、一つずつ見ていきます。
副業のことで迷っているなら、ひとりで抱え込まずに気軽に聞いてくださいね。
丸投げ物販は怪しい?まず結論から

丸投げ物販は、詐欺と言い切れる材料はありませんが、いまの段階で契約するのはおすすめできない副業だと判断しました。
理由はシンプルです。
「平均利益率40%超」「スキマ時間に出品するだけ」とうたいながら、そこにいくらかかるのかが広告のどこにも書かれていないからです。
豊田 夢のある数字の裏で、肝心の費用が見えないのは気になりますよね。
私のLINEにも「Instagramの広告から無料動画に登録したけれど、この先いくらかかるのか不安になった」という相談が届いています。
実際に私も広告を最後まで読んでみましたが、料金についての説明は一度も出てきませんでした。
このあと、サービスの中身や料金、運営会社のことも順番に見ていきます。
「この副業、申し込んで大丈夫かな」と迷っている方は、契約する前に一度相談してください。
商品リサーチから発送まで代行する物販の仕組み

丸投げ物販は、ブランド古着をフリマアプリで売る物販の副業です。
ふつうの物販なら、何が売れるかを調べて仕入れて、写真を撮って発送するという作業を全部自分でやります。
このサービスは、その大変な部分をまるごと運営に任せられるのが売りだと説明されていました。

広告では、プロのバイヤーが「これは売れる」と厳選した利益の見込める商品を、こちらは何も考えずに手に入れられる、と書かれています。
豊田 売れる商品を探す手間がないのは、初心者にはたしかに魅力的に見えますよね。
ただ、ここで一つ引っかかったことがあります。
「売れる商品を届ける」ということは、その商品を自分で仕入れて在庫として持つことになります。
つまり、出品するだけとはいっても、仕入れのためのお金は別に必要になるはずです。
その仕入れ資金がいくらぐらいかかるのか、広告では触れられていませんでした。
本当に「出品するだけ」で稼げるのか

広告では、作業は「スマホで5分」「撮影や採寸はもうありません」「在庫管理も発送も丸投げ」と書かれています。
作業が減ること自体は、忙しい人にとってありがたいことだと思います。
ただ、私が気になったのは「稼げるかどうか」の話とは別だということです。
作業を代行してもらえても、仕入れた商品が思ったように売れなければ、利益は出ません。
豊田 ラクに出品できることと、ちゃんと利益が残ることは、別の話ですよね。
フリマ物販では、注文が入っても値下げ交渉が続いたり、思ったより高く売れなかったりすることもあります。
その「売れ残りのリスク」や「仕入れたお金が戻ってこない可能性」について、広告ではほとんど語られていませんでした。
作業のラクさばかりが強調されて、本当に知りたいお金の話が後回しになっているのが正直なところです。
うたわれる利益率40%と実績は再現できるのか

広告には、ブランド古着の販売実績がずらりと並んでいます。
「累計売上3億円以上」「平均利益率40%超」といった数字も大きく出ていました。
数字そのものは具体的で、実績があること自体は否定しません。
ただ、これは運営やベテランが積み上げてきた実績であって、これから始める人が同じように稼げる保証ではありません。

利用者の声として、「3ヶ月で月収20万円」「子育てのスキマ時間で月5万円」といった体験談も載っています。
豊田 うまくいった人の声だけが並んでいると、自分もできそうな気になりますよね。
私のLINEにも「広告の実績を見て始めたけれど、思ったほど売れずに在庫が残ってしまった」という相談が届いています。
うまくいった人の声は載っていても、うまくいかなかった人の声は広告には出てこない、というのはどんな副業でも同じです。
数字の華やかさだけで判断せず、自分が同じ結果を出せるのかを冷静に考えてほしいと思います。
無料説明会に申し込むと会員制サービスに案内される

広告のボタンを押すと、「今すぐ無料動画を見る」からLINEの友だち追加に進む流れになっていました。
私も実際にLINEに登録して、その先を確認してみました。
登録すると、無料動画や無料説明会の案内が届き、そこから「会員制サービス」へと話が進んでいく仕組みです。

説明会では「確実に月10万円を達成するロードマップ」「秘密の仕入れコミュニティ」などを教えてもらえる、と書かれていました。
豊田 「確実に」と言い切ってしまうのは、副業ではかなり強い表現だと感じます。
無料で話を聞けること自体は、悪いことではありません。
ただ、無料の入り口の先にある会員制サービスがいくらなのかは、この段階では一切示されていませんでした。
私のLINEにも「無料のつもりで説明会に進んだら、有料のサービスをすすめられて戸惑った」という声が届いています。
気になる料金は?会員制サービスの費用

ここが、いちばん知っておいてほしいところです。
入り口の動画や説明会は無料ですが、その先に有料の会員制サービスがあると見られます。
では、それはいくらなのか。
広告にも、特定商取引法(ネット販売のルール)の表記にも、金額はどこにも書かれていませんでした。
豊田 申し込む前に値段が分からない買い物は、やっぱり不安になりますよね。
お金をかけて仕組みを買うこと自体は、悪いことではありません。
提供される中身がしっかりしていれば、それは正当な投資です。
問題は、何にいくら払うのかが分からないまま、月収20万円や利益率40%という数字だけが先に示されていることです。
しかも、この副業は先ほどお伝えしたとおり、会員制サービスの費用とは別に商品を仕入れるお金も必要になるはずです。
「確実に月10万円」とうたわれても、初期費用も仕入れ資金も分からなければ、いつ元が取れるのかを計算することすらできません。
「費用を聞く前に申し込んでいいのか迷っている」という方も、契約する前に私に聞いてください。
口コミ・評判は本当にあるのか

実際に取り組んだ人の声、気になりますよね。
「丸投げ物販 怪しい」といった言葉で検索する人が多いようで、検索窓にもそうした候補が出てきます。
それだけ不安に思っている人がいる、ということだと思います。
ネットを調べてみると、丸投げ物販そのものの利用者の口コミは、まだほとんど見つかりませんでした。
豊田 始まったばかりのサービスなのか、生の声が少ないのも気になる点です。
その代わりに、同じような「おまかせ物販」で不安を感じたという相談は、私のLINEにいくつも届いています。
ブランド古着の物販が丸投げでできると聞いて始めたのですが、仕入れ費用の話が後から出てきて、思っていたより負担が大きくて不安です。
LINE相談者さんより
無料の説明会のつもりで話を聞きに行ったら、有料のサポートを案内されて、その場では断りきれませんでした。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
うまくいったという確かな声より、「思っていたのと違った」という不安の声のほうが集まっているのが実態でした。
運営はワンウェイ株式会社(藤江銀士)|特商法を確認

運営元についても調べてみました。
広告は「丸投げ物販」という名前で展開されていますが、運営しているのはワンウェイ株式会社という会社です。
特定商取引法の表記を確認したところ、次のように書かれていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売者名 | ワンウェイ株式会社 |
| 代表 | 藤江銀士 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市金沢区能見台東1-7 K-SQUAREビル1F |
| 電話番号 | 080-3782-9148 |
| メール | fujie@m-oneway.com |
事業者名や代表者、住所や連絡先がきちんと載っている点は、ひとまず確認できる材料です。

念のため、私も自分で確かめてみました。
国税庁の法人番号公表サイトで確認すると、ワンウェイ株式会社は法人番号7020001140654で登録された実在の会社でした。
豊田 会社がちゃんと存在していたのは、まず確認できて良かった点です。
ただ、ここでも一つ引っかかったことがあります。
有料のサービスを募集しているのに、特商法の表記に販売価格も、返金や解約の条件も書かれていませんでした。
特定商取引法 第11条では、通信販売の広告に事業者名や住所、販売価格などを表示するよう求められています。
金額や解約の条件が確認できないまま申し込むと、あとで「こんなはずじゃなかった」となりやすいところです。

国民生活センターも、「簡単に稼げる」とうたう副業で、あとからサポート費用などを求められるトラブルに注意するよう呼びかけています。
丸投げ物販が名指しで注意されているわけではありません。
そこは事実として、はっきりお伝えしておきます。
それでも、料金と契約の条件が広告から見えにくい副業は、お金を払う前に一度立ち止まってほしいというのが私の考えです。
丸投げ物販の副業は契約前に確認を|まとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「ぜ〜んぶ丸ごとおまかせで、スキマ時間に出品するだけ」という言葉は、毎日忙しく働いている人ほど、心に響くものです。
今回の丸投げ物販について、気になった点を整理します。
- 平均利益率40%超とうたうが料金が広告にない
- 特商法にも販売価格や返金の記載がない
- 仕入れ資金が別に必要になると見られる
- 「確実に月10万円」など断定的な表現が多い
- 利用者の確かな成功の声は乏しい
運営会社が実在し、特商法の表記もある程度そろっているのは確かです。
でも、料金も契約の条件も分からないまま有料のサービスに進むのは、いったん立ち止まってほしいというのが私の結論です。
同じように、何で稼ぐのかも料金も見えないまま大きな数字をうたう物販は、ほかにもあります。
以前調べた何もしない物販という副業も、全自動をうたいながら中身と価格がはっきりしない、よく似た作りでした。
だからといって、「興味を持ったあなたが悪い」と言うつもりは一切ありません。
うまそうな広告に心が動くのは、当たり前のことだからです。
「もう無料動画に登録してしまった」「有料のサービスをすすめられて迷っている」という方も、一人で抱え込まないでください。
契約してから後悔するより、決める前に話したほうが、ずっと安心です。
この丸投げ物販のことはもちろん、ほかの副業やお金の不安も、なんでも気軽に聞いてくださいね。
「自分に合った副業はどれなのか」という相談にも、もちろん乗ります。
焦って決める必要は、まったくありません。
一緒に、いちばん納得できる形を考えていきましょう。
豊田 一人で抱え込まず、気になることがあればいつでも聞いてくださいね。
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