豊田 豊田

こんにちは、豊田です。

今回は、メールマガジンから案内が届くKizuna Core(キズナコア)という投資の話を調べてみました。

「眠っている間にも、1日最大14万円の収益」「経験は不要です」と書かれていて、メールアドレスだけで始められるとうたっています。

私も気になって、運営元やお金の流れまで実際に確認しました。

先に、調べて分かったことをお伝えします。

運営会社も連絡先もはっきりしないまま大きな利益をうたう、危険性がとても高い投資だと判断しました。

決めつけたいわけではありません。

そう判断した理由を、一つずつ見ていきます。

投資やお金のことで迷っているなら、ひとりで抱え込まずに気軽に聞いてくださいね。


Kizuna Core(キズナコア)は詐欺の疑いが濃い投資プラットフォーム

「眠っている間にも1日最大14万円の収益」「経験は不要」とうたうKizuna Coreの広告ページ

Kizuna Coreは、詐欺の疑いがとても濃く、お金を入れるのは避けるべき投資だと判断しました。

理由はシンプルです。

人のお金を預かって運用すると言っているのに、運営している会社の名前も住所も責任者も、どこにも書かれていないからです。

豊田 豊田

普通、お金を預ける相手の名前くらいは確認したいですよね。

私のLINEにも「メールで届いた投資の話に登録していいか不安」という相談が届いています。

そして調べていくと、もう一つ気になることがありました。

「いつでも全額出金できる」と何度も強調している点です。

安心させる言葉ほど、あとで詳しく見ていきたいところでした。

「メールやSNSで届いた投資の話、大丈夫かな」と思っている方は、入金する前に一度相談してください。


Kizuna Coreとは|メルマガで届くAI自動売買の投資サイト

Kizuna CoreはAIが暗号資産を自動売買すると説明する広告ページ

Kizuna Coreは、AI(人工知能)が暗号資産(ビットコインなどの仮想通貨)を自動で売買して稼いでくれる、とうたう投資サイトです。

サイトにはこう書かれています。

「最先端のAI技術で暗号資産の利益を自動化している10000人以上のトレーダーに参加しましょう」

要するに、自分は何もせず、AIにお金の運用を任せれば利益が出る、という説明です。

豊田 豊田

本当にそんなに簡単なら、世界中のお金がここに集まりそうなものですが…。

24時間365日の市場監視や高度なアルゴリズムを理由に挙げるKizuna Coreの広告ページ

サイトでは「1日の平均収益は14万円」「月利23%」「勝率67%」といった数字も並んでいます。

ただ、これらの数字に根拠になるデータは一つも示されていません。

月利23%というのは、1か月で資産がほぼ4分の1も増える計算です。

それが毎月ずっと続くなら、世界中の銀行や投資のプロが放っておくはずがありません。

「誰でも」「経験不要」で続く話ではない、というのが正直な感想です。


Kizuna Coreに登録・入金するとどうなるのか

メールアドレスだけで口座開設でき、5分で出金できると説明するKizuna Coreの登録手順

ここからは、お金の流れを見ていきます。

サイトの手順はこうなっています。

メールアドレスを入れて口座を作り、お金を入金すると、あとはAIが運用してくれる。

そして「好きな時に、5分で利益を出金できる」と書かれています。

豊田 豊田

「すぐ出せる」と聞くと、つい安心してしまいますよね。

でも、ここが一番気をつけたいところです。

この手の投資サイトは、最初は少額の出金にあっさり応じて「本当に出せた」と信じ込ませることがあります。

そのうえで、もっと大きな金額を入れさせて、いざ全額を出そうとすると急に出せなくなる。

そういう流れが、投資のトラブルではくり返し報告されています。

私のLINEにも「最初は少し出金できたので信用して、追加で何十万円も入れてしまった」という相談が届いたことがあります。

「すぐ出せる」という言葉自体が、安心させるための入口になっている可能性があるんです。


Kizuna Coreの最低入金額は16,000円|本当に出金できるのか

クラウド上で24時間取引できると強調し、入金を促すKizuna Coreの広告ページ

入金については、最低16,000円から、おすすめは80,000円からと案内されています。

金額の大小が問題なのではありません。

問題は、入れたお金を本当に取り戻せるのかが、まったく保証されていないことです。

お金を預かる投資の事業を日本でやるには、金融庁への登録が必要です。

ところがKizuna Coreには、その登録を確認できる情報がどこにもありません。

豊田 豊田

登録のない相手にお金を預けると、トラブルが起きても相談先がとても限られてしまいます。

「14万円稼げる」より先に、「入れたお金が戻るのか」を考えてほしい場面でした。

「もう少しで出金できると言われている」という方も、追加で入金する前に私に聞いてください。


akionnotary.proとの関係|出金できない投資詐欺の典型構造

「事例で学ぶ公証サービス」を名乗るakionnotary.proのサイト。連絡先はメールのみで予約制

調べている中で、もう一つ気になるサイトが出てきました。

akionnotary.proという、「公証サービス」を名乗るサイトです。

公証というのは、本来は公証役場という公の機関が行う、契約書などを正式に認める手続きのことです。

ところがこのサイトは、私的な事務所が「公証」をうたっているうえに、連絡先はメールアドレス一つだけでした。

なぜこのサイトの話をするのか。

投資のトラブルでは、「利益を出金するには、公証の費用や認証の手数料が必要です」と言って、さらにお金を振り込ませる手口がよく見られます。

豊田 豊田

出金させるどころか、出金を口実にもう一度お金を取ろうとする、という流れですね。

Kizuna Coreとこのサイトが直接つながっている、と断定できる証拠は見つかりませんでした。

ただ、「高い利益をうたう投資サイト」と「公証を名乗る別サイト」がそろっている形は、出金トラブルの典型的な組み合わせです。

ここは、頭の片隅に置いておいてほしいところです。


Kizuna Coreの口コミ・評判|同名サイトの出金被害報告

Kizuna Coreの利用者の声が宣伝目的に偏り、中立な口コミが見当たらないという調査結果

実際に使った人の声、気になりますよね。

Kizuna Coreという名前そのものでは、まだ被害の報告は多く見つかりませんでした。

新しく作られたばかりのサイトのようです。

ただ、見過ごせないことがあります。

「Kizuna」という名前を使った、よく似た投資サイトがいくつも存在していることです。

その中には、海外の口コミサイトで「口座が凍結されて半年間お金を出せない」「一円も返ってこなかった」という声が書かれているものもありました。

私のLINEにも、同じような相談が届いています。

AIが自動で稼ぐと聞いて入金したのに、出金しようとしたら手数料を払えと言われて、結局お金が戻ってきません。

LINE相談者さんより

最初は少額が出せたので信用してしまいました。今は連絡もつきません。

LINE相談者さんより

※相談者さんには許可を得て掲載しています。

同じように、AIや自動売買で必ず儲かるとうたう投資の話は他にもあります。

以前調べた財閥システムという投資の話も、仕組みがはっきりしないまま大きな利益をうたう内容でした。


Kizuna Coreの運営会社・特商法・金融庁登録を調査

金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のページ

運営元の情報は、やっぱり一番気になるところですよね。

結論から言うと、Kizuna Coreには会社概要も、特定商取引法(ネット販売のルール)の表記もありませんでした。

事業者の名前も、住所も、電話番号も、どこにも見当たりません。

お金を預かる投資のサイトでこれは、本来あってはならないことです。

豊田 豊田

名前を出せない相手に、大事なお金は預けられませんよね。

念のため、金融庁の無登録業者の名称リストも確認しました。

今のところKizuna Coreの名前は載っていませんでした。

ただ、これは「安全」という意味ではありません

新しく作られた投資サイトは、警告が出るより前に名前を変えて消えてしまうことが多いんです。

国民生活センターによる著名人をかたる投資勧誘への注意喚起。相談件数が約9.6倍に増えている

実際、国民生活センターも、有名人をかたったSNSやメールからの投資勧誘について、強く注意を呼びかけています。

こうした相談は近年で約9.6倍に増えているとのことでした。

Kizuna Coreの入口がメールマガジンであることも、この流れと重なって見えます。


Kizuna Core(キズナコア)への入金は危険|まとめ

Kizuna Core(キズナコア)は危険?出金できない投資の評判を調査

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

「眠っている間に1日14万円」という言葉は、将来のお金が不安なときほど、つい心が動いてしまうものです。

私も会社員のころ、こういう手軽そうな話に気持ちが揺れたことがあるので、その気持ちはよく分かります。

今回のKizuna Coreについて、気になった点を整理します。

Kizuna Coreで確認できた危険な点
  • 運営会社・住所・責任者の表記が一切ない
  • 特定商取引法の表記がなく連絡先はメールのみ
  • 1日14万円などの高利回りに根拠が示されていない
  • 出金時に費用を求める別サイトの存在
  • 同じ名前の投資サイトで出金被害の報告がある

会社の名前すら出さずに大きな利益をうたう投資に、大切なお金を預けるのは避けてほしいというのが私の結論です。

だからといって、「興味を持ったあなたが悪い」と言うつもりは一切ありません。

うまそうな話に心が動くのは、当たり前のことだからです。

「もう入金してしまった」「出金できなくて困っている」という方も、一人で抱え込まないでください。

早めに動いたほうが、できることはずっと多くなります。

このKizuna Coreのことはもちろん、ほかの投資やお金の不安も、なんでも気軽に聞いてくださいね。

「自分に合った形で少しずつ備えたい」という相談にも、もちろん乗ります。

焦って決める必要は、まったくありません。

一緒に、いちばん安心できる形を考えていきましょう。

豊田 豊田

一人で抱え込まず、気になることがあればいつでも聞いてくださいね。